されど、かすみ草

藤堂志津子さんのエッセイのファンだったので手にとって見た。作品は1冊も読んだことはないが、有名な“マドンナのごとく"は選ばずにあとがきをめくって隣のを選んでみた。舞台が札幌なので南国に住んでいると、自ずと北国に憧れる。
家に帰って105円で6時間、主人公の「正しく、普通」が主義に安心したり、がっかりしたりはするが、結末に期待しながら恋愛小説の中に浸っていた私。。。
主人公万紀子は自分をかすみ草に例えるが、バラではないにしても、それなりの自分を知っていて、恋愛に慎重なしっかりさんでかわいいタイプでした。かすみ草よりもちょっと甘えん坊なところがチューリップって感じ。( ^.^)ご( -.-)め( _ _)ん( -。-)ね、勝手な解釈をしてしまいましたが、読み終わってさわやかな気持ちになりました。

されど、かすみ草 (新潮文庫)

されど、かすみ草 (新潮文庫)